41歳からのクリエイティブディレクション.1

なんとなくwebサイトが作れるので、無我夢中でHTMLからPHPを覚え、flashを覚えたと思えば淘汰され、photoshopからfireworksからXDからのfigmaなどを使いながら、サイトを作り、ECサイト運用したりと…続けてきて気がつけば15年がたっておりました。

開発寄りの会社で働いてきたことが多い、現在のデザインを主とする企業でも働く中で、キャリアの先にあるクリエイティブディレクターという職種があることを認知しました。

しかし..クリエイティブディレクターってなんだ?というよくわかっていなかったので調べてみました。

クリエイティブディレクターとは?

コンセプトを開発し、アイデアを具現化するための指針を決定する責務を担い、各分野の専門スタッフを指揮する中心的な立場の人物である。略称は「CD」。

広告業界のクリエイティブ・ディレクターは、クライアント(企業・団体)の課題解決に向けて、広告宣伝、販売促進、広報、マーケティングにおける戦略シナリオに則り、アイデアを用いて、映像、グラフィック、デジタル、イベント、プロモーションを企画制作してターゲットとなる生活者の認識、好意、態度、行動、習慣に影響を与える責任者である。商品開発、サービス開発などビジネスにおけるイノベーションを推進するコンサルティング業務や、社会の課題解決のためにアイデアを活用する場面もある。

クリエイティブディレクターは、アートディレクター、デザイナー、コピーライター、プランナー、テクニカルディレクターで構成するチームの牽引役となる。プロジェクトにより構成メンバーは変わることがある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

つまり、企業・団体が何等かの課題解決をしたいときに、広告宣伝や販促、広報、マーケティングの戦略を練り、アイデアを用いいて、依頼してきた企業のターゲットとなる生活者や企業の認識、好意、態度、行動、習慣に影響を与える責任者とのことであると..

とてつもなく重要で重たい仕事であると思いました..

もうすこし理解を深めるため、最近良く聞いている「un-T factory」さんのポッドキャストがわかりやすかったのでシェアをしたいと思います。アートディレクターとの違いなどすごくわかりやすい。

クリエイティブディレクターに必要なことってなにか?

ざっくり下記なのかなと最近感じています。

  • 課題の発見力。
  • 問題に対する解決策の仮説をたてること。
  • アイデアの開発。
  • 考えていることを言語化すること。
  • クオリティコントロール。

ざっくりなので、勉強したことをさらにメモします。
下記本を読んでみました。田中 淳一さんという方が、日本の地域で手掛けていたディレクション事例を紹介しながら、わかりやすく書いてありました。

地域の課題を解決するクリエイティブディレクション術 
地域の課題を解決する
クリエイティブディレクション術 

クリエイティブディレクターの鍛錬

  • 情報収集のルーティン化をして、常に情報をインプットする癖をつける。
  • 課題について徹底的に知れるだけ調べる。(時間を決めて)
  • コンセプトを書く。

ここでコンセプトという言葉ができきました。

コンセプトとは、物事の考え方のベース・方向性のことなので、企画の根幹になる部分かと思います。そのコンセプトでは、クリエイターの独自視点が必要。

良いコンセプトとは、真実と発見が同居していて、そうそうそれ!確かに言われてみれば!という気持ちになるモノがよいのだそう。

意味がわかったけど..ますます難しい仕事だと思ってしまいました。
だけど、これができたらすごくワクワクする仕事になるなとおもったり..

そんな憧れのクリエイティブディレクターの人のお話がおもしろかったので、最後にシェアします。博報堂ケトルの元代表 嶋浩一郎さんの話がとにかくおもしろい..

次の記事では、課題の発見から企画まで、クリエイティブディレクションの流れを書いてみたいと思います。それでは..